ハーレーのケーブルワイヤーの注油方法を知る

ハーレー精密データ
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ハーレーのケーブルワイヤーの注油方法とは

ハンドルレバー

多くのライダーたちに愛されているハーレーは、非常に人気の高いバイクです。その走行性能の良さをはじめとして、自分でパーツを交換してオリジナリティを出すことができる点も人気のひとつといえるでしょう。

ハーレーには様々なケーブルが使われています。主なものとしてはスロットルケーブルをはじめ、クラッチケーブル、ブレーキケーブル、そしてメーターケーブルなどがあげられます。

これらのケーブルのメンテナンスを怠ると、ワイヤーが重くなり、最悪切れてしまうでしょう。動作不良を起こし、重大な事故の原因ともなりかねません。ケーブルとその中のワイヤーのメンテナンスは、グリスやオイルの注入ですが、いきなり注油してはいけません。まずは、ケーブルとワイヤーを洗浄する必要があります。ワイヤーやケーブルの内部が汚れたまま注油しても、グリスやオイルに汚れが混じり、劣化が早まってしまうでしょう。 パーツクリーナーをケーブルに反対側から出てくるまで注入します。出てきたならば、ケーブルの中にエアーガンと細いノズルを使用してカーブル内に圧縮空気を送り込みます。

回転ケーブルは、インナーケーブルだけ出すことができるので、取り出して、少量のガソリンにつけて洗浄することも可能です。この洗浄作業により、ケーブル内部がきれいになってから注油をします。グリスやオイルの容器に細いノズルを取り付ければ、そのままケーブル内に直接注油することが可能です。注油が終わった後は、余分な油をふき取り、パーツを復元します。 最後にハンドルを左右に振るなどして、ケーブルの噛み込みがないかを確認します。 動作確認も済ませ、問題なくスムーズに動いたならば完了です。